2月11日(土)にあった名古屋 Ruby 会議のことです. 会場が大須演芸場だったので,それっぽくしたのでしょう. こういうのすごくいいよね.

会場

いきさつ

定期的に勉強会をチェックしてたら見つけたんだと思う.

ちなみに

Ruby は好きです. 純粋オブジェクト指向言語 ってのがいいよね. 普段は静的型検査のある言語を使うことが多いけど,「スクリプトの方が楽だな」って時はだいたい Ruby を使う.

ただ,Rails は使ったことないや.

芸が細かい

演芸場ということで,講釈台に座布団に正座でプレゼン(スライドは使ってた)をし,みんな羽織を着て話を始めて自己紹介(枕)が終わると脱いでた. 他にも,講演者が交代するたびに座布団を裏返したり,めくりがあったり,小拍子があったり(みんな鳴らしてた).

ハイライト

  • 前座LT その1
    • Hamamatsu.rb
      • ここから 1.5 h
      • 近いね!
    • Ruby Friends
      • Rubyの勉強会やらカンファレンスやらの写真を投稿するサイト
      • みんな Ruby が得意なフレンズなんだ!
      • 今写真撮って投稿
  • 前座LT その2
  • Ruby/Rails 初めてのチームの力をメキメキ付けた
    • Ruby に強い人が居ない中で,どのようにして Ruby を導入するか
      • 前職での経験から
    • NG ワード
      • 当然 普通 当たり前
      • とても成長できる友達たちなんだ!
    1. issue を終わらせる
      • issue を作るだけではダメ
    2. ペア作業の習慣
      • 若手同士でも組ませてみる
        • 近いので質問・話しやすい
    3. デプロイ方法の統一
      • Jenkins
        • でもJenkinsおじさんは要らない
    4. 開発環境の統一
    5. ドキュメンテーション
      • 多少冗長でも
  • ぺろぺろ
    • 社内用に作った GitHub のプルリクにフックして動作する Bot フレームワーク(Slack で使ってるらしい), prpr の紹介
    • GitHub でプルリク中心開発
      • 運用ルールが多い
      • Bot化
    • PR の重要度を計算したり,コンフリクトラベルを自動で付けたり,レビュー数を数えたり
      • 詳しくはリポジトリ参照
    • 目標
      • gem による拡張
      • 管理者以外でも設計・変更
        • 運用し始めたときに一人しかできないとだるい
      • heroku で動作
      • さっさと動かす
        • そもそも運用だるいからスタートしてるし
        • 週末2日でガーッと作った
    • やらなかったこと
      • WEB UI をつくらない
        • 認証機能とかつくるのだるい
      • Bitbucket/GitLab/... の(対応とかは)ことは忘れる
    • 命名
      • Azupr
      • 天才かよ(夜中の12時)
  • Apache ArrowのRubyバインディングをGObject Introspectionで
    • めっちゃ小拍子をつかう(笑)
    • 扇子も用意!
    • Ruby でデータ分析がしたい
      • 道具が無い
      • やる(道具整備を)
    • Java Python がそろってる
    • Arrow
      • いろんなデータのやり取りを可能にする
    • Ruby を Arrow に対応させる!
      • これはチャンス
    • もらってもデータ処理する道具がガガガ
      • Rroonga
        • 全文検索エンジンライブラリ
        • Demo:転置索引オブジェクト
        • データ分析の世界では jupyter を使うんですって!
        • 表がフォーマットされた状態で出てくる!(おぉって言っていいんだよ)
        • \おぉ~/ \すご~い!/
    • LDA をやってみる
      • lda-ruby がある
        • が使わない
        • Arrow の意味がなくなちゃう...
      • なので Python つかうよ!
      • Ruby(Rroonga) => Arrow => Python(データ処理) => Ruby(Rroonga)
        • Ruby(Rroonga) は文字列を数字(ID)にしてる
      • Arrow をやる! \ドン!/
      • ひと手間かけるだけでおいしくいただける!(Ruby 感を出す(構文の話))
      • Garbage in, Garbage out (微妙な結果だった...)
        • 前処理を頑張る
    • 今後
      • Rroonga の Python 版を作る
        • と Ruby も Arrow も....
        • 高速にできるけど
  • (このあたりからメモとるの力尽きた)
  • 独習 mruby
    • mruby ネタが3本
    • 1本目: mruby + JIT = mruby
    • 2本目: mruby + ngx = ngx_mruby
    • 3本目: mruby + コンテナ = Hakoniwa
  • Ruby で Tensorflow
    • tensorflow.rb
    • なんとかできけど...
    • 結論:人類にはまだ早い
  • Fight with growing data on Rails
    • どうやって Ruby で楽にデータサイエンスをするか...
    • Rails でデータサイエンスはつらい
  • re: rinda
    • 並列処理に関する DSL (?) Linda の Ruby 版
    • 「並列プログラムの作り方」 でやってみるといい
      • Linda でプログラミングしてる
    • 並列系のプログラミングは問題定義で結果を魅せれる
      • 行列計算すごくいい
    • 「ここは(三項演算子じゃなくて) if 文の方が読みやすい」
  • 大喜利大会!
    • 「(最近賛否両論で話題の) rubocop についてどう思いますか?」「是非が言われるくらい話題になるモノを作りたいですね」
    • 「すご~い」「どうしたんですか?」「Matz が2回もコミットしてる!」
    • 「なおしました(rubocopが)!」「なにをですか?」「三項演算子を if になおしました」

感想

Ruby 系の勉強会は Ruby 色強くて面白い. Python 系はだいたい Python 自体はおまけ感あるから(それはそれで面白いけど).

あと,大喜利面白すぎ. ぜひまたやってほしい(登壇者の負担がやばいが).

やってみようと思う

最後の関さんの発表であった「並列プログラムの作り方」,一応そっちの研究してるし,Rinda でやってみようかな. ということで,図書館で借りてきた. 名〇屋大学の図書館,新しい書籍ちっっっともないけど,こういう古の本はだいたいあるから助かる.

おしまい

みんな,け〇のフレンズのネタやってる.