一行でプログラムや関数を書くのを書くワンライナー(そのまんま)と言い、引数を取らない形で関数を書くのをポイントフリースタイルという.

Haskell界隈ではポイントフリースタイルが好まれる(?)ようで,ぼくもなんとなく好きだ. まぁ,読みにくくなる場合もあるからよとが読むコードには控えるけども.

で,遊んでたらいい感じのコードができたので書き残しておく.

すっごいラフな記事.

いきさつ

Haskell-jp の Slack に参加してる. そこで,「実数を文字列にするときに整数のときだけ小数点以下を表示しない方法」について質問された。

ようは

> pFrac 1.0
"1"
> pFrac 1.2
"1.2"

という pFrac 関数のコト.

何人かの人が考えてくれてて,でぼくも考えた.

pFrac その1

ぼくは,if 式も let 式もラムダ式も使わず,ポイントフリースタイルで書けないかなと考えた.

数値だし,うまく比較すれば出せるかなと考えた. タプルにして,出力する文字列と,比較する数値を保持してる. タプル使って後から使う値を保持して計算していくのは,単純ラムダ計算っぽいよね.

floorceiling に変えれば,negate 使わずに書けるのでは?と言われた. 確かに,みんな賢いな.

pFrac その2

Data.Ratio を使って出力する関数を提案した人がいた. 整数なら分数の分母が 1 だろうというアイデアだ. 賢い.

もともとはラムダ式使って部分的に束縛していたが,let 式でも書けるよという人が現れ…

いっそのコトどっちも無い関数にした(別に言い争いは全く起きてないw).

bool :: a -> a -> Bool -> aif 式と同じ動作をする. uncurry <$> bool は面白い. 型は a -> (a, Bool) -> a となり,中の2引数をアンカリー化する. なんでわざわざ (a, (a, Bool)) という形でアンカリー化したかというと,後半ふたつが toRational するからだ.

ちなみに (&&&)(a -> b) -> (a -> b') -> a -> (b, b') という感じの型の関数である(正確には違うが).

liftA2

そのあとに liftA2 を使う形のを提案された. 確かに読みやすかった. liftA2 の型は Applicative f => (a -> b -> c) -> f a -> f b -> f c である. (有名な話だが) 関数の a -> もモナドなので,liftA2 :: (a -> b -> c) -> (x -> a) -> (x -> b) -> (x -> c) とも考えられる. liftA2 つよい(とコメントしたらバーベルを持ち上げるスタンプを押された,うまい).

で,liftA2 って import 無しでかつポイントフリーに書けないかなと思った. ソースコードを見ると

となってる. なるほど. まずは b が消せる.

次に a

さて,ここで困った… いろいろ試した結果.

うん. これはやばい. どっかで見つけたら読めないな.

fizzbuzz

書きたくなるよね. 有名なのがコレ

でも,guard をインポートしてるし,let 式も使ってる. 使わないで書けないかなと考えた.

長い. がインポート要らないし,ワンライナーだし,ポイントフリーだし,分岐も代入もないし良い感じ(個人的には). やってることは単純だけど.

まず,filter で割り切れないのを除外し,それを Just でラップし,連結し,Nothing だったら入力した数値を show してる. 順々に頭(Just "Fizz" を返すとしてとか考えて)から(手書きで)書いて行き,型を確認して組み合わせていった. 静的型検査だからできる技.

おしまい

ただ遊んだだけです. 変なことに時間を使ってしまった…orz