NGK2017B に行ってきた
(某社18新卒アドベントカレンダーの3日目の記事を兼ねてます.) (こんなのアドカレに使うのアリか?って感じだけど,素晴らしい街,名古屋をみんなに知ってもらえる って事でギリセーフ(?))
NGK2017B というイベントに参加してきたので,そのメモ?まとめ?みたいな感じの記事です.
「名古屋 合同 懇親会 2017 忘年会」のことです. 今年で10周年になるそうな.
一番最初のやつは見つからなかった(??). モチベーションとしては,「名古屋は〇京と違って勉強会が少なく,同じ人が複数のコミュニティーに入っており,コミュニティ単位で忘年会するとバッティングがつらいので合体した」みたいな話を去年聞いたような. でも,NGK2008のページを見ると前身はOSCだったみたいね.
今年も youtube で動画配信されてるんで,気になる人は(長いけど)見てみてね.
ちなみに,動画では映らないので分からないと思うが,なぜか本物の銅鑼を鳴らしている(笑)
自分的ハイライト
全部で30近くも LT があったので,全部は紹介できないっす. 個人的に面白かったやつをば.
プロトコル的な話
- 発表者は可知さん
- :crap: 結婚報告 :crap:
- その嫁さんは音楽系出身で,用語が全然違って面白いねってハナシ
- e.g. C, C#, major, minor
- C と C# は半音違うだけ
- 来年の11月に結婚式を挙げるから connpass で参加者を募集しようと思ってるらしい(笑)
- 動画はココから
Vue.js と Haxe とは
- 発表者は teruro さん
- NGK をずーーーっと一人で主催してた人
- Haxe から Vue.js へコンパイルする Vue.hx を作ってるってハナシ
- Haxe の Enum はすごい
- Haxe は様々な言語(プラットフォーム)へ変換するのを目的に作られた言語
- Haxe と Vue.js は「SFC」のせいで相性が悪く最初は断念
- でも SFC を使いたいのは template 文字列の事前コンパイルができるため
- SFC 使わずに template 文字列の事前コンパイルができれば良いのでは??
- って感じっぽい(違うかも)
- 動画はココから
転職してみた
- 発表者はよしひろさん
- 発表スライド
- ITプランニングが無くなってしまったのでD社に行ったってハナシ
- そのときに感じたことやら考えたことやら
- あくまで個人の知見です
- 名古屋は関数型就職(??)のアドバンテージがある らしい(笑)
- 動画はココから
ちなみに夜の部で話したのだが,お子さんのために住む場所もイロイロ考えたらしい. ギリギリまで,名古屋は素晴らしい街なので,名古屋を出るか悩んだそうな(家庭のためにね).
名古屋に住みながら毎種,京都に通う生活
- 発表者はこくぼさん
- 名古屋に住みながら京都に通勤する生活はいいぞってハナシ
- が半分で 京都で撮った写真ギャラリーが半分 (寧ろ本題??)
- ギャラリーは http://phantomtype.com/
- 諸事情で
phantomtype.com
というドメインを持っている(笑)
- 諸事情で
- GAE は独自ドメインのSSL証明書を用意してくれる
- 五山の送り火: 何となく人集まって,なんとなく山燃えて,なんとなく帰っていく
- 動画はココから
ElmでWebサービスを作るふわっとしたお話
- 発表者はよーくさん
- 発表スライド
- Elm で TRPG の支援ツールを作ったってハナシ
- 実際に作ったやつはコレかな??
- Elm はその昔マルチバイト文字をうまく扱えなかったらしい
- Haskell っぽいエラーが出るらしい(笑)
- ゴメンナサイ
- 悪い点と感じたとこ①: Elm の JSON の取り扱いがつらい
- ぼくが急遽内容を変えることにしてしまった起爆剤はこれです(笑)
- 他の悪い点も個人的には納得(Elm あんまり知らないけど)
- 動画はココから
LiquidHaskell で普通の型システムの上を行け
- 発表者はチャシャ猫さん
- LiquidHaskell のすゝめって感じの話
- LiquidHaskell は Haskell の型システムを拡張して値に関する制約を持たせることが出来るようにしたモノ
- なかなか強烈なフレーズがあった(笑)
- Haskellの静的型検査は堅牢 <- Haskell共和国のプロパガンダ かも!?
- Haskellの堅牢性はCと同レベルと言えるかも
- 動画はココから
ちなみに,発表者さんは LiquidHaskell の簡単な本を出している.
Why!? Smalltalk
- 発表者はまえださん
- 今回の個人的最謎LT(笑)
- ひとことでは説明できないので見て
- ぼくの記憶が正しければ Scratch って Smalltalk で書かれてるから,Smalltalk を使えばハックできるんじゃなかったっけ??
- 正解(この記事も発表者さんですね(笑))
- 古い Scratch は Smalltalk みたい
- 動画はココから
サロンデュショコラのすすめ
- 発表者はaster_ismさんとlovelystupid_さんの夫妻
- 頼まれて急遽飛び入りで作ったらしい
- サロンデュショコラってイベントの紹介だった
- チョコ版のコミケらしい
- 推しパティシエができる
- 発表者一家には チョコ特別予算 があるらしい
- 動画はココから
たのしそう. 行きたいなーと思った(小並感)
コードを1行も書かずに iOS アプリをリリースできるのか?
PCさえあればいい。
- 発表者はぶれいすさん
- 発表スライド
- パーサーコンビネーターの話
- おススメは JSON をパースしてみるといいよ
- Yaml は仕様がでかくてつらい
- やってるじゃん(笑)
- F# で説明してる
- 動画はココから
キミは小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか!
- 天体観測は楽しいよってハナシ
- 発表者曰く 天文にはITな人が好きなモノが全て詰まっている という主張だった(笑)
- 動画はココから
ぼくも宇宙はちょっと好きなので,そのうち望遠鏡ぐらいは欲しいよね.
Inside InputMethod
- 発表者は mzp さん
- InputMethod はマルチバイト文字を入力するためのソフトウェア
- ヒエログリフの InputMethod を作ろうとしたけどつらいってハナシ
- ひたすら孤独らしい
- 動画はココから
GitHub で使える英会話講座
STRANGER TYPINGS
- 発表者はもがみさん
- Scala.js で型付き JS をしようぜってハナシ
- TypeScript の恩恵を受けて楽に Scala.js の型を定義しようとしてるっぽい?
- ただ,イマイチ合わないところは手作業
- だからみんなやろーぜ
- sjrd/scala-js-ts-importer
- 動画はココから
ぼくのはなし
今回は発表もした. 去年に初めて参加して来年が名古屋最後かもだから発表したいなーって思ってて,無事達成!
Haskell と Elm と JSON の話
ホントは「Haskell × Elm × Kotlin で Android アプリ作った話」というタイトルで,この記事の話をしようかと考えてた. まぁもちろん5分じゃ無理なので,Servant はいいぞってハナシをしようとしてた(結局 Haskell...).
アドカレも来るから空いた時間で一週間も前に作って,5分の発表は苦手だからわざわざ数回練習して... にも拘わらず,何を血迷ったか 急遽内容を変えて,Haskell と Elm と JSON の話 をした (笑)
しかも,作り始めたの第4部と第5部の間の休憩から(笑)
結論を言えば Elm で JSON がつらいなら Haskell の Generics を使えばいいじゃない ってハナシです.
Elm で JSON を使うのがめんどくさいのは,デコーダーを自分で書かないといけないから. Haskell の場合は Generics を使って自動でデコーダーやエンコーダーを実装してくれる. で,Elm を捨てて Haskell を使えよっていう極端な話ではない. elm-exportという Haskell パッケージを使えば,Haskell から Elm の型の変換と JSON のデコーダーの実装を自動でしてくれるので,これを使ってみれば?という話でした.
ついでに extensible の紹介もしている. その辺りはこの記事にまとめてあるので,見てね.
スライドはこれ
おしまい
面白かったです. 来年も行きたいなぁ.
あと,ボツになったスライドはどこかで LT できたらいいなぁ.